クリニックと高齢者住宅

先日、高齢者住宅のセミナーに参加してきました。

今回のテーマの高齢者住宅とは、
老人ホームやサービス付き高齢者向け住宅のことです。
主な内容は以下の２点です。

(1)世界最速のペースで高齢化が進み出生数が減少している今、
　 2025年に向けての地域包括ケアシステムの概要

(2)自宅をベースとして、医療が必要な時は病院へ、
　 介護が必要な時は高齢者住宅を利用しつつ、
　 日々の生活では生活支援や介護予防のために
　 自治会・老人クラブ・ボランティアとの関わりをもって生活していくという未来予想図

一つ目は医療依存度の高い高齢者の方々の痛みを緩和しながら
最後までその人らしく生活できる場としてサービス付き住宅を開設された例です。

二つ目はクリニックの隣地に高齢者住宅を開設、
病院にも介護施設にも行けなくなった難病を抱えた患者さんの
長期療養のため提供された例です。

いずれもクリニックの先生の確固たる想いから開設されている
サービス付き高齢者住宅なので、患者さんはもとより家族の方からも
評価を得ているということでした。

一般的に高齢者住宅成功のポイントはターゲットをしっかり絞り込むことですが、
今回の事例はクリニックの先生が開設されたということもあり、
おのずとターゲットも絞られており、経営上も問題なく順調です。

今後、クリニックの先生方がこのような高齢者住宅を経営されていくケースも
増加してくることを想定して我々は、更なるリンク先を増やし、
先生の様々なご要望に対応させていただきます。